「冠を持つ神の手」の感想やら妄想やら色々ごった煮です。
グレオニーを支援し隊
2009年10月22日 (木) | 編集 |
↓畳んでるSSもどきの説明

!! グレオニー愛情ED前提 !!

グレオニールートでは考えられない程レハトさんが ド 天 然 ☆ なので注意してください。
結婚済。
ヴァイルとレハトさんは仲良し。

▼事の発端
某チャットにて、天然♀レハトに「最近ムネあたりが重くなったんだけどなんでかな?」と言われて顔が
真っ赤になるグレオニーをやとさんが受信したため


……いつも支援してんじゃねーか!!
これ以上の支援は出来ねえよ!!
性懲りもなくラクガキもつけようと思ったら間に合わなかったorz

元々は私じゃなくてやとさんの宿題なんですが(やとさんに宿題使用許可は頂いております)、なぜか
私が受信したので軽い気持ちで書いてみたら、ものの見事に想定外の長さになり申した。
おかしい、おかしいよ、10~15行で終わらせようと思ってたのに。
あ、レハトさんの疑問の理由については察して下さいませ。
俺ぁ、皆まで言わねーぜ。
強いて言うならアレだ。
胸の大きさはベストサイズまで育てる派だってことだ!!
ヒャッホーイ!!ヽ(・∀・)ノ

そして案の定どこかで方向性を間違えました。
なんでだろう。
グレオニーがこちらの意図通りに動いてくれなかったのか。
それともレハトか、レハトが悪いのか。
少なくともレハトの天然の方向性を誤ったのは認めます。
罰として、タナッセに修辞法でも習ってきます。
目的がバレたらものすごい勢いで罵られそうですが。
そしたらディレマトイの詩集ぶつけてやんよ。
で、モルに捕まる前に逃げる。

拍手ありがとうございます!
お返事は次回させて下さい。







 解 不 能 と 説 明 不 能


 実を言うと、近頃少し悩んでいることがあった。
 グレオニーに相談するべきか否か。散々迷った末に意を決してグレオニーの意見を聞くことに決める。事が事だけに、夫に話さずにおく訳にはいかないと思ったからだ。
 正直なところ事態は深刻で、時だとか場所だとか、そんなのを選んでいる余裕はない。
 思い立ったら吉日とばかりに、本当に本当に重大で大事な話があるのだ、と早速グレオニーを捕まえ、目の前に座らせた。
 咽喉が妙に渇く。
 ぎゅっと握り締めた拳を膝の上に置き、一度深呼吸をしてから切り出した。
 ――最近、胸の辺りがちょっと重くなった気がするのだ。
 そう言うと、グレオニーは一瞬呆気に取られたようにぽかんと口を開いた後、ちらっと私の胸元へ視線を走らせてからすぐに目を逸らした。
 その目元が変に赤らんでいるのはなぜだろう。しかしその疑問を解決している場合ではない。
「あー、うん……そうかも、なー。なんて」
 ははは、と不自然に笑うグレオニーの膝をぴしゃりと叩く。
 人が真剣に悩んでいるというのになんて失礼な。もっと真面目に聞いてもらわなければ困る。
 漸く私が怒っているのを察したグレオニーは、眉尻を下げ、困った様子で居住まいを正した。見上げたグレオニーの顔を見ていると、なぜか無性に悲しくなってくる。私はもしかしたら、この人をおいて先に神の国に逝くことになるかもしれないのだ。
 ――悪い病気かもしれないから、きちんと医者に見てもらおうと思う。
 グレオニーの目を確と見つめてそう宣言すると、彼はひどく慌てふためき、顔を真っ赤にした。
「え!? あ、いや、それは考え直したほうがいいと思うぞ。というか考え直そう、な!?」
 立ち上がり、私の肩を掴んだかと思うと、必死の形相で説得してくる。
 意味がわからない。こちらはひょっとしたら心臓の病気か、未知の病なのではないかと、ここのところ満足に睡眠も得られない程悩んでいるというのに。それともグレオニーはこの病のことを知っているのだろうか。
 それならそれで、医者に掛かるのを止める前に治す方法を教えるべきではないか。
 何にせよ結論は一つだ。
 ――グレオニーは私が心配じゃないんだ。
 私は肩に置かれた手を振り払い、蹴倒さん勢いで椅子から腰を上げると、さっと距離を取った。今二人の間には食卓がぽつんと所在なさげに佇んでいる。
 成人前は何だかんだと優しくしてくれ、最後の日はその彼の願いに応じ女性を選んだ。そして年月は経ち、今私はこうして彼の妻に収まっている。だが彼が、釣った魚に餌をやらない男だとは思いもしなかった。
 騙された私が馬鹿なのか、彼の演技が秀逸だったのか。
「そうじゃないそうじゃない! なんて言うか、うん、それはたぶん病気じゃないと思うから!!」
 じりじりと間合いを詰めてくるグレオニーに、詰められた分だけ逃げて間合いを広げる。
 二度も三度も甘い言葉に絆されるほど私とて愚かではない。
 食卓を挟んだ一風変わった追い駆けっこになりつつあるが、そんなことはどうでもいいのだ。しっかりと彼の手が届く範囲を確認ながら、病気ではないというのは本当なのかと問うと、グレオニーは猛然と頷いた。
「間違いない、保証する。だから、その話は他のヤツには絶対に言っちゃ駄目だぞ?」
 人に聞かれては困る内容なのだろうか。
 やけに熱心に諭してくるから、反射的にその理由を問うてみると、グレオニーは先程より一層顔を赤くした。顔どころか、耳や首まで赤くなっている。
「ど、どうしてって、そりゃあ……それは夫婦の問題って言うか、他人は知らなくてもいいことも世の中にはあるし。な?」
 解ってくれと言わんばかりの様子だが私は首を捻るばかりだ。
 もっと端的に言って欲しい。いらぬ例え話など挟まずにすっぱり答えてくれればそれで済むのに。
 けれど、あまりにも真剣そのものな様子に多少の申し訳なさも込み上げてくる。実を言えば、グレオニーに相談する前にヴァイルに相談してしまったのだ。私が城を辞した今でもヴァイルとは懇意にしており、事と次第によってはグレオニーよりも話を持ち掛けやすい。
 さて素直に白状したものか。
 一瞬の逡巡ですぐ腹を括り、私はヴァイルの一件を打ち明けた。途端に未だかつて一度もお目にかかったことがない程グレオニーの目が見開かれる。
「ああ、そうなんだ……って、は、え、へ!? へへへへへへへへへ陛下に!?」
 一体何回、へ、を言っただろう。
 くず折れるようにしてしゃがみ込んだグレオニーを他所に、ぼんやりとそんなどうでもいいことを考えてしまう。
 それにしても、先にヴァイルに相談されたことがそんなに衝撃だったのだろうか。夫として立場がないと思われたのなら困る。そういうつもりではなかったのだ。ここは少しフォローしておかなければ。
 しゃがみ込んだままのグレオニーに駆け寄り、私もその側に膝をつく。項垂れた彼の顔を覗き込み、ヴァイルも分からないと言っていたのだからそんなに気に病むことはない、と慰めると、グレオニーはどこか諦めたような複雑な表情で笑った。大きな手が私の頭を撫でる。
「とにかく、それは病気じゃないから大丈夫。な、俺を信じて」
 本来なら詳細を聞いていない以上、容易く頷けはしないが、とりあえず私は納得したフリをすることにした。細かいことは後で聞こう。

[ 完 ]

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