「冠を持つ神の手」の感想やら妄想やら色々ごった煮です。
逆転裁判始めました。
2016年08月27日 (土) | 編集 |
↓畳んでるSSもどきの説明

!! グレオニー愛情verAED前提 !!

視点:グレオニー
レハト様の職業はなんでも影響ないはずなのでご想像にお任せします。
お風呂的なことについて突っ込んだら御前試合で死にます。気をつけろ!!


123のBestPrice版をな。
3本分が1パックになってるので、さすがにボリュームがすごいですな!!
しかし唯一のおっぱい要員が序盤で退場してしまい、この喪失感をどうすればいいのですか……。
※今はおっぱいのことは忘れ「狩魔」とかいう厨二な名前の検事と殴り合っています。

そして更なる問題発生。

分かってる! ツッコミどころは分かってるんだ!!
だが、どの証言にどの証拠品をぶち当てればいいのかが分からん!!
もうメンドクセーから証拠品とか無視して口頭で聞いてくれよ、ナルホドー。
そっちの方が絶対早いってー。
要は証人がボロ出しゃいいんだろ、ボロ出しゃゲッヘッヘ
ゆさぶって動揺させてやろうぜベイベーフヒヒ
いっそのこと「ゆさぶる(物理)」とか「つきつける(物理)」とか「追及する(物理)」とかさー。
あ、最後のはグレオニー用だった★

みたいなことになってしまってだな(゜-゜)<なにこの悪徳弁護士
そもそも私の辞書に、正義感とか世のため人のため的な言葉がなかったでござる。
逆転で有罪にするゲームの方が性に合ってるんじゃ……(人はそれを「冤罪」と呼ぶ)。


拍手ありがとうございます。
来月の更新はぶっ飛ばすかもしれません。
月末に鼠が牛耳る国で\ヒャッハー/してるので。





 郷 ( 4 )

 宿は幸い二人部屋が空いていた。主人や従業員の対応も悪くなく、かと言って宿泊代が高いわけでもない。
 つまり願ってもない宿で、ほぼ即決でそこに落ち着くことに決めた。このまま宿が決まらず、一人部屋に二人か、野宿かの極限の二択を迫られたらどうしようかと、少し不安でもあったからホッとする。まあ、そうなったらそうなったで、一人部屋にレハト様だけを押し込む難事業に取り組むだけなんだけど。但し、成功率は限りなく低い。もっと交渉術を学ばないと駄目だな。城に戻ったら、その手の教本を漁りつくそう。
 それにしても、さっきの宿の何があんなにレハト様の気を引いたんだろう。特段変わったところはなかったぞ。
 もしかして、お優しいレハト様は俺の懐具合を案じてらっしゃるんだろうか。安心してください、ハイラみたいに遊び歩いてないからそれなりに貯まってるんですよ、レハト様。
 部屋で荷物を下ろし、二つ並んだ寝台に惜しいような気持ちと安堵がない混ぜになる。
 って、混ぜてる場合か!! これが絶対的正解!! これ以外の正解はこの世には有り得ない!!
 寝台から視線を引き剥がし、別の話を見繕う。
「……あ、ああ、そうだ。レハト様、お湯、使いますか?」
「使えるならそうしようかな」
 微笑んだレハト様のために湯桶を運び、衝立で見えないように隠す。
 よし、これで良いだろう。
 レハト様は女性だから、旅の汚れをこまめに落とすのは当然だ。俺だって、俺自身はレハト様に汚いとか臭いとか思われなければ割りとどうでもいいけど、レハト様は何としても綺麗にしておいていただきたい。いや、別に深い意味はないし、汚れてると幻滅するとかそういうこともでなくて、何と言うか心が痛む。あと、俺の甲斐性が無いように見える気もする。
「グレオニーは?」
「俺は後で良いです」
 女性を優先するのは当然だ。
 というか、レハト様を差し置いて先に俺が汚れを落とすなんて非常識に過ぎる。
「そう? だったら遠慮なく」
 レハト様はいそいそと衝立の陰に消えた。
 やっぱり汚れていることを気になさってたんだな。鹿車を一切使わない徒歩の旅だから仕方ないんだけど、そういうところも可愛らしい。とは言っても、レハト様はいつでもどこでもどんな時でも美しくて可憐なんだけどな。御前試合の前には必ず激励に来て下さって、その上俺の手をきゅっと握って、怪我なんてしないでね、なんて涙ぐんでらっしゃるし。おかげで他の連中の視線が痛い痛い。まあ、御前試合に出るのは基本的に独り身の奴が多いからな。羨まれても仕方ない。
 なんて、つらつらとレハト様の可愛さについて考察していると、ふと、とある音がやけに耳に付くことに気付いた。
 み、水音が、する。
 そんなの当たり前だ。湯を使ってるんだから、水の音がするのは極々当たり前で何一つおかしいことは無い。あるとしたら、俺の脳がおかしいんだ。
 考えるな、感じ――いやいや待て待て、感じるのも駄目だ!! ここは心を無にしよう。そうだ、そうしよう。俺の聴覚から全ての水音を消すことから全てが始まるんだ。
「グレオニー、いる?」
「い、いますよ! どうかしましたか?」
 驚いた。
 一瞬、俺の邪念を咎められたのかと思った。
「ごめん、着替え用意するの忘れちゃった。鞄の中にあるから持って来てくれる?」
 着替え? 着替え着替え着替え。
 それはつまりあれだよな、あれ。下着って意味だよな、きっと。いくら俺が婚約者と言えども、レハト様自身が許可を出していると言えども、下着に触れるのは不味い。絶対不味い。だって下着だぞ!? 下着!! 素肌に直接身に付けるものだぞ!?
「グレオニー?」
「あ、は、はい!! ちょっと待って下さい!!」
 俺は触れない。だからと言って他の誰かに代わってもらうのもそれはそれで嫌だ。でもレハト様に自分で取りに来て頂くのは更に不味い。
 だって裸だろ。
 や、やっぱり俺が持って行くしかないのか。
 部屋の隅に置かれたレハト様の鞄に目をやる。あの中に、レハト様の下着――いや、下着と考えるからいけないんだ。レハト様だって仰ってたじゃないか、着替えって。
 じわじわと問題の鞄に近付く。邪な気持ちなんてちっともない、これっぽっちもないぞ。レハト様に頼まれたからだ。俺の意思じゃない。
 唾を飲み、鞄に手を掛ける。
 要は良く見なきゃいいんだ。そうだろう、グレオニー・サリダ=ルクエス。ぱぱっと手早くやってしまおう。全く別のことを考えながらやるのも良いかもしれない。レハト様の鞄を手に取り、がっと手を入れてそれっぽいものをつかんでレハト様を渡すだけ。簡単な作業じゃないか。
 と思おうとしてもどうしても下着が脳裏を横切り、結局俺は衝立に背を向けたまま鞄をまるごとレハト様の方に押しやった。
「あの、良く分からないので鞄ごとお持ちしました」
「……ありがと」
「いえ」
 心なしかレハト様の声が固かった気がする。
 まさか俺が邪な思いを抱いてると思われたんじゃないよな!? 完全に抱いてないわけじゃないけど、今は我慢してる。
 だからきっと気のせいだ。気のせい、気のせい。

[ 続くんだってよ ]