「冠を持つ神の手」の感想やら妄想やら色々ごった煮です。
公約は守った
2016年02月28日 (日) | 編集 |
↓畳んでるSSもどきの説明

!! グレオニー愛情verAED前提 !!

視点:グレオニー
色々グレオニーに関するイベントのネタバレがあるので、未プレイの方は要注意。
名がある衛士とか名も無き衛士とか名も無きお貴族が出たり出なかったり。
レハト様の職業はなんでも影響ないのでご想像にお任せします。


正直、いつグレオニーが

ドゥフフ

とか言い出してもおかしくない状況に追い詰められました。
この場合私が追い詰めた側だろうか。
とにかく、油断するとドゥフフしそうだったのを必死に抑えました。
でもきっとグレオニーの心の中はドゥフフ祭だよ。
ドゥフフドゥフフドゥフフドゥf

さて、無礼会、参加者の皆様お疲れ様でしたー。
私と言えば、平常通り睡眠を貪り、起床後に開いた無礼会の最終時刻に我が目を疑う日々を過していました。
みんな、どんなたいりょくしてんの……休まないと体力回復しないんだぞ!!
それとも何か。皆、魅惑のホイミンキッスで体力回復してんのか。
私はちゃんと、誰もいない時間に部屋の壁に向かってグレオニーグレオニーグレオニーとブツブツ呟いたりとかしてましたよ!!
事前に主催者様に「わ、私には分かるようにしておいてよねッ!!」と言われたので、分かるようにしたらうっかり名前が長くて殴られそうだったのはここだけ話。

で。世間は折本ブームが到来してたようで。
面白そうだったので、全力で乗っかってやりました(・ω<)★
でも一番好きな字体が選べなくてションボリしてたら、そもそも私のPCにはそのフォントが入ってないという事が判明してだな。
知らなかった!! 全PCにデフォルトで入ってるんだと思ってた!!(ちなみに「教科書体」的なやつです)
本文やら何やら、賞味3日の超突貫工事でしたが楽しかったです。
※私のようにOS再インストール後セキュリティソフト以外何も搭載していないパソコンでも出来るので、気になった方は是非作ってみて下さい。特にグレオニー党員は作って下さいお願いします。
その後も勢い付いたまま色々やってたんですが、終わったら終わったでやる気スイッチがうんともすんとも言わない状態に。
カチカチ言うだけで電源が入らないよ!!/(^○^)\ナンテコッタ
誰かが私のやる気スイッチのケーブルをぶった切ったに違いない。
修理が済むまでぬり絵でもして遊びたいと思います。


拍手ありがとうございます。
次のネタ出しは終わりましたがそこまででした。なので、次までちょっと時間が空くと思います。
※ちょっとで済まない気がしてきた!!





 路 ( 4 )

 レハト様に直接お会い出来て良かった。
 レハト様と直接お話が出来て良かった。
 もっと早く決断していたら、あんなに悩むこともなかったんだよな。と言っても、こういう結末が待ってるなんて誰も知らないんだから、あれはあれで仕方のなかったことなんだけど。
 そして今日は天気が悪い。
 なんかもう、この世の終わりかってくらいに雨風が吹き荒れて、営舎中がとんでもなく軋んでるし、窓の外を色んな物が飛んで行っている。さっきは誰かの下着が飛んで行ってちょっとした騒ぎになっていた。あれ、誰のだったんだろうな。別に誰のでも良いんだけど。俺のじゃないし。男物だったからレハト様のでもないし。
 本当、今日は天気が悪いよな。食堂から外を眺めて、しみじみそう思う。
「誰か手の空いてる奴いないか!? 雨漏りがヤバい!!」
「今度はどこだよ!?」
「もう水を溜めておけるような瓶なんてないぞ!?」
「誰か、手貸してくれ!! 屋根が一部飛んだ!!」
「無茶言うな!! 貸せる手があったら貸してる!!」
「忙しいところすまん。誰か俺の下着知らないか?」
「さっき飛んでったやつじゃないのか!?」
「なんでこんな時に下着干してんだよ!!」
「おい、皆、大変だ!! 女性衛士の下着が飛んでったらしいぞ!!」
「なんだって!?」
「探すぞ!!」
「俺もちょっと探すの手伝ってくる!!」
「気持ちは分かるけど、屋根と雨漏り優先しろ、おまえら!!」
 大変だよな、探す方も探される方も。
 レハト様のじゃないからいいけど。レハト様のだったら、勿論死に物狂いで探す。俺以外がレハト様の下着に触れるなんてありえない。レハト様からしたら俺が触るのも微妙かもしれないけど、そこはほら、不幸中の幸いぐらいの気持ちでいてもらうってことで。他の男に拾われるよりは絶対良いと言える。自信を持って。
 そう言えば、レハト様はずっと男装で通してらっしゃったわけだけど、その間、下着はどうしていたんだろう。
 あ、ちょっと待った。待った待った待った。こういう下世話な詮索はいけないよな。そうだ、そんなの結婚すればいくらだって――違う違う、そういう問題でもない。
 そういうことを考えるのは駄目だ。別にレハト様がどんな下着を身に着けていたとしても、レハト様がレハト様であることに少しも代わりはないんだから。
 力強く頷いて、思考回路からレハト様の下着の話をどこか遠くに追い出しているところに、力任せに扉を開くやたら大きな音が飛び込んできた。何事かと振り向いた先にいたのがハイラでちょっと安心する。一瞬、本気で営舎が壊れたのかと思ったじゃないか。人騒がせな。
 そのハイラと言えば、入り口から俺を睨み付けたかと思うと、食堂のすみっこで暢気に音の外れた鼻歌を歌いながら剣の手入れをしているラニオーさんに声を掛ける。
「……ラニオーさん、お手数ですけど全力でグレちゃん殴って強制的に眠らせてもらって良いですかね?」
「良いわけないだろ。切羽詰ったからってラニオーさんに頼むのはやめろ、ハイラ。他の人にしてもらえ」
「おい、なんで俺が殴られないといけな……」
 あ、俺のせいだった、この天気。
 俺を殴って気絶させたところで止むかどうかの保証はないんだし、本当に本気でラニオーさんに殴り飛ばされるのだけは遠慮したい。下手したら死ぬだろ、それ。
 普段かなり身なりに気を使うハイラが、雨に濡れそぼった雨除けも雫が滴り落ちる髪も、何もかもそのままの姿で舌打ちしたところを見ると、九割方本気だったな。フェルツも止めるなら止めるで、殴ること事態を止めてくれればいいのに、なんかおかしくないか? それだけフェルツも疲れてるってことかもしれないけど。
 で、諸悪の根源と目されている俺が何をしているかと言えば、こうして屋内で大人しく外模様を眺めている。何度か皆の手伝いをしに外回りに出たりしたんだけど、その度に雨脚が一層酷いことになるんで、屋内待機を命じられた。それも衛士長直々に。
「グレオニー、頼むから幸せな気持ちになるのやめてくれ!! フィアカントが沈む!!」
「寵愛者様と盛大に喧嘩でもして来い、な!?」
「絶対いやだ」
 俺の一方的な勘違いだったとは言え、折角こうしてレハト様と仲直り出来たのになんでわざわざ喧嘩しないといけないんだ。
 そうそう、結局、俺の立場は元に戻った。いや、前より確固たる立場になった、という方が正解か。
 俺自身は、ヴァイル様の継承の儀にも、レハト様の継承権放棄の儀にも参列してないし、レハト様は未だになんやかんや忙しくてあれ以来お会い出来てないから又聞きに過ぎないんだけど、レハト様はその場で俺との婚約を正式に発表したらしい。
 レハト様にも困るよな。そんな大事なことを俺になんの相談もなく一人で発表するなんて。
 ……あ、駄目だ、なんか頬緩む。
 まあとにかく、レハト様の篭りの最中以上にあちこちから嫌味やら当て擦りやらを言われ続けている。全く堪えないし別に気にも留めてない。神妙に拝聴してる間にいなくなるし。
 ああ、雨がまた一段と酷くなって来た。でも雨って良いよな。アネキウスの恵みって呼ばれるのも頷ける。本当、恵みだよ、恵み。
「……アネキウスに、グレちゃんを全力で殴れって囁かれてる気がするから殴って良いよね」
「ハイラが殴る分には死なないだろうから、良いんじゃないか」
「そ。じゃあ遠慮なく」
「や、やめろって!! ハイラの場合、本気でやるに決まってるんだから、そこは止めろよ、フェルツ!!」
「悪い。魔が差したって言うか、今なら許される気がした」
「…………少し自重するから勘弁しろ」
 要はレハト様のことを考えなきゃ良いんだな。レハト様以外、レハト様以外。
 ああ、そうだ。レハト様が発表したからには故郷の両親にもその話を伝えなきゃいけない。よし、久しぶりに手紙書くか。いきなり、寵愛者様と婚約しました、なんて書いて信じてもらえるかどうかかなり不安だけど、帰郷するには長期休暇が必要だしな。驚くだろうな、皆。王城に衛士として徴用されただけでも大変なことなのに、その上寵愛者様と婚約だもんな。驚かない方がおかしい。結婚前にレハト様に家族を紹介したいけど、レハト様にわざわざ故郷までお越し頂くのは気が引けるし、だからと言ってこっちに家族を呼び寄せたくても親父もお袋も良い年だから体がきついだろうし。顔合わせは結婚式までお預けか。ああ、結婚式用のドレスに身を包んだレハト様、お綺麗だろうな。レハト様、どんなドレスを御召しになるのかな。衣裳合わせには俺も立ち会って――あー、待て待て、事前に見ちゃうのはちょっと勿体ないか。式当日の感動が薄れることはないけど、当日までお楽しみっていうのも良いよな。俺の衣裳は衣裳係に任せておけば、レハト様に合わせたものにしてくれるだろうし。ドレス姿が落ち着かないと今でも恥じらってるレハト様のことだから、婚礼衣裳を着ても初々しく恥ずかしがるんだろうな。それを俺が大人の男らしく颯爽と優しく手を握って、お綺麗です、とか何とか言ってレハト様のお心を更にぐっと掴んだりして。その夜はまあ当然、うん、あれだ。あれだよ、あれ。恥じらうレハト様はそりゃもう可愛らしいに決まってる。でも、子どもは新婚期間を楽しんでから欲しい。うっかり出来ちゃうかもしれないけど、まあそれはそれで仕方ないか。愛し合ってる二人の間に子どもが出来るのは当たり前だし。
 なんてとりとめもなく愛と希望に満ちた甘い未来を思い描いていたはずなのに、気付けば自室の寝台に転がっていた。外で鳥が鳴いている。
 え、朝? なんで?
 しかも何となく後頭部が痛い。
 ええと、俺の昨日の残り時間はどこに行ったんだ?

[ 完 ]