「冠を持つ神の手」の感想やら妄想やら色々ごった煮です。
つ み に を も や し て ・ ・ ・ ・ ・ ・
2013年11月14日 (木) | 編集 |
↓畳んでるSSもどきの説明

!! 前提なし(強いて言うなら、グレオニー友情verBED) !!
レハト様:女性/一人称[私]/not王/衛士
視点:フェルツ
最後(?)だよ、集合!!


これで最後です。
短いです。
ごめんなさい。
(心の声:ここに来るまで散々手を焼かせたくせに、いざとなるとナチュラルにラブラブイチャイチャしやがってこの野郎が)

とか言いつつ、実は、5と6の間のグレオニーとレハト様の様子を書いたのがありまして、本当は今日それをうpして明日から衛士祭!!ヒャッハー!!、のつもりが物の見事に日数の逆算を間違いました。
どこで間違ったんやー……。
ま、まあそれはそのうちってことで。
どうせ本編には関係ない部分だし。
ね?

しかし、衛士祭が近付くにつれ増していく「積荷を燃やして」感がひどかった……。
よくもまあ主催さんに「いいか、今すぐ積荷を燃やせ!! すぐにだ!! グレオニーがどうなってもいいのか!?」と脅迫メールを送らなかったものだと自分を誉めてあげたい。
誉 め て く れ て も い い の よ。
なんか妙にドキドキしてます。
あそこに積荷があるのかと思うと、衛士祭サイトを開く勇気がどこかに遊びに行きそうな気がするので、参加してない!!参加してない!!!!1!!、と全力で念じる作業に没頭したいと思います。


拍手ありがとうございます。
お返事かなり先延ばしにしてます。
すみません。





 音 ・・・ 7

 今日も空は高く、青い。
 訓練場で偶々肩を並べたハイラが呟いた。
「フェルツさん」
「何ですか、ハイラさん」
「お宅の恋人、あれで良いわけ?」
 ハイラが呆れながらしゃくった顎の先にはグレオニーとレハト様がいた。レハト様がグレオニーの背中側から奴の首にぶら下がっている。完全に首絞まってる気がするけど、大丈夫なのか、グレオニーは。顔色も悪くないし、息は出来てるみたいだけど。
 そんな光景も、俺にしてみれば見慣れたものだから取り立てて何とも思わないけど……普通は何か思うのか?
「いつものことだろ」
「いや……仮にも彼氏がいるのに他の男にべったりって気にならない?」
「相手によるかな。グレオニーなら別に」
 人畜無害を絵に描いたような男を気にしろっていう方が無理がある。
 グレオニーが彼女をどう思ってるか、なんて見ていればすぐに分かるじゃないか。どう穿って見たところで恋愛感情だけは有り得ない。仮にもそういう意味で好意を抱いている相手を平気な顔で小脇に挟んだり、ぴったり密着されたまま首からぶら下げたりはしないだろ。しない、というより、出来ない、の方が正しいか。
 あれをハイラにやってたとしたら、まずはレハト様の病気を疑うけどな。それ以外のヤツなら、とりあえず引っぺがしには行く。それとなく。
「……しっかし、まさかフェルツに持っていかれるとはねえ。グレちゃんばっかり警戒して失敗した」
 あーあ、と溜め息交じりにハイラは首を振り振り巡回へと出掛けた。
 俺としては、今のは聞かなかったことにするのが正解なんだろうな。
 でもあのハイラが。
 ちょっとどころかかなり驚いた。意外にも程がある。散々弄り倒してたのも、からかいまくってたのも、ハイラなりの愛情表現だったのか。思い切り逆効果だったみたいだけど。
 言葉以外には特段普段と変わりない背中を見送っていると、不意に体に何かぶつかり、押された勢いで背後の木に背中が軽く当たった。
 フェルツ!!、と飛び付いてきたレハト様は俺の顔を見上げて、へへへ、と笑う。
 遠くで、後は任せたとばかりに片手を上げたグレオニーが、肩を回しながら営舎に戻って行った。
「どうしました?」
 何でもない、と言いながら背伸びをしたレハト様が耳元で囁く。

 大好き。

 照れ隠しにか、頬を真っ赤にしてさっきと同じようにえへへと笑うレハト様の耳に口を寄せる。
「俺もです」
 囁いた俺の頬に、レハト様は今度は言葉ではなくそっと唇をくれた。

[ 完 ]