「冠を持つ神の手」の感想やら妄想やら色々ごった煮です。
50本目
2012年11月26日 (月) | 編集 |
↓畳んでるSSもどきの説明

!! グレオニー愛情ルート前提 !!
グレオニーさん(19)も年頃ですから、好きな人の夢とか見ちゃうよね。げっへっへ。
でも、いやらしさなんてかけらもないよ!
友情出演:親友・軽薄


気付いたら、いつの間にやら50本目のSSみたいです。
我ながらよう書いとるのう。
まあ、かもかて総選挙期間にかなり書いたからなー。
……ハッ、この50本全てを未発表にしていたら、今頃1人グレオニーwebアンソロが出来たんじゃ!?
よし、ならば一度全てを非公開にして何事も無かったかのようにwebアンソロをいやうんなんでもない気にするな。
空耳さ。

毎日こつこつとFE覚醒の支援埋めをする毎日です。
だがしかし。
ちょいと飽きてきたので、子世代とマイユニ♂を結婚させたら、一回最初からマイユニ作り直すかー、なんて悠長に思っていたら、嫁と子供の支援埋めるの忘れてたとかなんの冗談だよおおおおおおおお!!!!!!1!!
子世代と子供の支援、埋め直してきますorz

※※※
グレオニーwebアンソロは本当に本気で主催するつもりは御座いませんので、やりたいなー、と思ってる方がいましたらガンガン話を進めて下さい。
碇ゲン○ウポーズで見守ります(キリッ

拍手ありがとうございます。
最近、グレオニーが電波の届かない場所にいるようです。





 気 応 変

 日暮れ時の訓練場の片隅で、実はハイラのことが好きになった、と打ち明けられて頭が真っ白になった。
 嘘でしょう?、なんて笑い飛ばせる雰囲気でもない。
 だって、だってだな、いつも快活なレハト様が顔を真っ赤にしてもじもじしてるんだぞ。嘘や冗談のはずがないじゃないか。
 でもなんでハイラ……よりによってハイラ……。
 ほとんど接点なんてないし、それなのに不思議な程折り合いが悪そうだったのに。レハト様の心を動かすような何かがあったのか? まさかとは思うけど、ハイラの奴、実力行使で強引に、とか?
 うん、ハイラなら有り得る。
 有り得るけど、レハト様はハイラの好みじゃないだろ。それとも青田買いってことか?
 呆然としつつレハト様を見ていると、不意に目が合った。
 熱に浮かされたような潤んだ目で、ハイラは僕のことをどう思ってるだろうか、なんて聞く。
「ど、どうって……」
 狼狽える俺をレハト様は期待に満ちた目で見上げている。
 ああ、そんな顔で見ないで下さい。あまり快くは思ってない、なんてレハト様を傷付けるようなことは口が裂けても言えないじゃないですか。
 だからと言って嘘を吐いてもすぐバレるだろうし。
 参ったな。
 第一、どうして日頃親しくしてる俺じゃなくてハイラなん――い、いや、それは今はどうでもいいんだ。レハト様が誰に恋をしようとレハト様の自由なんだし。
 でもなんでハイラ……。
「お、俺には良く分からないです。すみません」
 迷った挙げ句、そう誤魔化すとレハト様は明らかにがっかりされた。
 いや、俺にはこれ以上のことは言えないし。
「あ、あの、お役に立てなくてすみません。あまりそういう話はしないもので」
 あたふたと言い訳を並べると、気にしてない、と言うようにレハト様は首を振った。
 いや、でも、ものすごく残念そうなんですが、レハト様。
 俺、どうすれば良かったんだ。何が一番相応しい答えだったんだ。
 だ、第一、ハイラに告白したところで適当にあしらわれるだけだろうし、よしんば恋人同士になったとしても幸せにはなれない――と思う。
 別にハイラが悪い奴とかそういうんじゃなくて、二人の相性的に。
 愛があっても越えられない壁って言うのがあるだろ、あるよな。
 実際、俺の目の前にも立ちはだかってるし。
 なんて、一人で動揺する俺の他所に、レハト様は、ハイラとの仲を取り持って欲しい、なんて言い始めた。
 えーと、俺が? レハト様とハイラの仲を?
「……え、む、無理無理無理無理です! 俺、本当にそういうの向いてないので!! 自然に接するだけで精一杯ですから!! 誰かと誰かの間をどうこうするとか絶対に無理です!! それにどうしてハイラなんですか!? ハイラとはいつもいがみ合ってたのに、どうしてこんな急に……お、俺じゃ駄目なんですか!? 俺……俺……一生懸命レハト様を幸せにします! ハイラなんかより、もっとずっと!!」

*     *     *

 ほとんど叫びながら、俺の唐突な発言に驚きを隠せないでいるレハト様の肩を掴んだ瞬間、視界が切り替わった。
 見慣れた天井。そう、天井だ。訓練場じゃ、ない。
 あ、ああ、なんだ、夢か。
 そうか、そうだよな、レハト様がハイラに片想いなんておかしいと思ったんだ。
 と言うか、何うっかり本音を口走ってるんだ、俺は。
 夢で良かった。
 なんかもう色々、夢で良かった。
 しかし、疲れる夢だったな……。

*     *     *

 訓練場では見慣れた面々が談笑に花を咲かせたり、真面目に訓練に打ち込んだりと今日も思い思いに時間を過ごしている。
 俺の近くには、フェルツ――と、ハイラ。
 いつもの顔ぶれと言えばそうなんだけど。
「ちょっと。さっきから何なのよ、グレちゃん」
「え、俺なんかしたか?」
「自覚無いとか性質悪くない? とりあえず睨むのやめてよ」
「別に睨んでなんか」
「思い切り睨んでるぞ」
 フェルツに肯定されちゃ反論の余地がない。ハイラが呆れたように小さく肩を竦めた。
 そ、そうか、無意識のうちに睨んでたのか、俺。
 だけど言えない。言えるはずがないだろ。
 夢でハイラに嫉妬しました、なんて!
「え、あ、いや、別にハイラを睨んでたわけじゃなくて、た、ただちょっと、その、か、考え事をしてただけで、だから」
「何、そのうろたえかた」
「う、うろ、うろたえてなんかっ」
「へー、そう。まあ、いいけどね。次の飲み会、覚えてなよ」
 ハイラはにやりと嫌な笑みを浮かべて俺の肩を叩くと、どこかにいなくなった。
 上手く誤魔化せなかったのが敗因だよな、絶対。
 どうか次の飲み会までにハイラがこの件を綺麗さっぱり忘れてますように。

[ 完 ]

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