「冠を持つ神の手」の感想やら妄想やら色々ごった煮です。
荒ぶるトッズさん(自称20)
2012年09月26日 (水) | 編集 |
↓畳んでるSSもどきの説明

!! ローニカ・トッズ愛情ルート前提 !!

レハト:未分化(言うまでもない)
トッズ視点、トッズ語り
レハト様がちょっとおしゃべりするよ(・ω<)☆
「ありゃこりゃ」の続きなので、そっちを読んでないと意味が分からないと思います。すみません。


グレオニーがなかなかネタを寄越さないときは大抵トッズさんが荒ぶります。
困ったものです。
いや、助かるっちゃ助かるんですがうちグレオニー党だからね?

そんなこんなで今更バイオハザードDSなう。
例のように例のごとくなぜか丸腰で(というかただの装備忘れ)堂々とゾンビに立ち向かい、待て!話せば分かる!!、という経験を積んでいます(リベレーションズでもやった人(゜-゜)ノ ←)。
これまで、ケルベロスとヨーンとウェブスピナーにヌッ頃されました。
犬と蛇と蜘蛛の分際で人間様に楯突くなんて生意気な。
今に見てろ。
これまでハンドガンで相手していたが、これからはショットガンの時代だ。
俺のショットガンの錆にしてくれる。
そして多分この先私はハンターに美味しく頂かれる予感しかしません。
※その後、ハンターより先に大岩に押しつぶされましたorz


拍手ありがとうございます。
グレオニーwebアンソロ嘘サイトをネタで作りたい気持ちが留まるところを知りません。





 ・ あ り ゃ こ り ゃ

 ハレルーヤ!
 自分の体、最高!!
 道行く全ての人に感謝のキスを贈りたい気分ってきっとこんな感じだね。
 いや、しないけど。
 道行く全ての人の分だけレハトにキスしちゃいたい。むしろ、する。それくらい許されていいよね、俺、頑張ったんだから。
 じじいとしてあの過酷な日程をそつなくこなしたし。
 てっきり一日中レハトと一緒にいられるもんだと思ってたのに、なんだってあんなに雑用が多いのよ。というか、普段じじいがあれだけ席を外しまくってるのに、なんで今まで俺はレハトとイチャイチャ出来なかったのか不思議。
 まあ、今日からはするけどね。お陰様でじじいの日程は完璧に把握したし。
 ああもう、自分の体がこんなに素晴らしいとは思わなかったよ、本当!
 レハトー! 愛しのトッズさんが今参りますよー!!
 なんて完全に浮かれ気分で意気揚々と露台から侵入した俺を待ち構えていたのは妙な雰囲気だった。
 レハトが一人、ぼんやりと椅子に座っている。しかも俺の登場に気付かないってどういうこと。
 まあ、気付いてないなら気付いてないで、気付かせるまでだけど。
「レーハト。何か暗いね。あ、もしかしてじじい様に叱られた?」
 背後からぎゅーっとしながら尋ねると、レハトはふるふると首を横に振った。
 あれ、本当に元気ないね。こんなに暗いレハトなんて初めて見た。城に来たばっかりの時だって、不安そうではあったけど暗くはなかったのに。
「レハト、どうしちゃったの? 王息殿下あたりにいじめられた?」
 この城の中であからさまに風当たりが強いのは王息殿下ぐらいのもんだから、あえて直球で聞いてみたけど、返って来たのは否定の言葉だった。
「違った? じゃあ何かな。トッズさんに話してみない?」
 促すと、レハトはぽつりと呟くように話し始めた。

 トッズ、もうすぐ旅に出るんだよね。良く分からないけど魔の草原辺りにしかいない幻の蝶を捕まえに行くんでしょう? そうしたらこんな風に会ったり出来なくなっちゃうね。

 言い終えたレハトがぐすりと鼻を啜る。
 俺と会えなくなるのが寂しくて泣いちゃうなんて、なに、この可愛い子――って別れをさみしがっているレハトにニヤニヤしてる場合じゃないよ、これは。
 え? なに、話が全然見えないんですけど。
 俺が旅に出る?
 幻の蝶?
「えーと……俺、そんなこと言った?」
 頷いたレハトが、三日前に、と付け足す。
 待って。待って待って待って。
 三日前って、それ、俺がじじいでじじいが俺の時じゃ…………じ、じじいー!!
 俺がじじいのふりしてかけずり回ってるのをいいことにやってくれたね!! 純真なレハトに壮大な嘘を吹き込んでくれちゃって、まあ!! ある意味すごくじじいらしいけど!!
 でも今はじじいを呪詛する前にレハトの誤解を解かないと。
「あ、ああ、あれは俺じゃなくて」
 じじい様が言ったことだから、と続ける前に、レハトが心底不思議そうに首を傾げた。涙の溜まった目をパチパチさせている。
 そうねそうね、そうでした。
 レハトにとって問題発言をぶちかましたのはあくまで俺なんでした。
「うん、ごめん、俺だね。でもその話はなくなったから大丈夫!」
 安心させるように頭を撫でても、レハトの表情は浮かない。おまけに、すごくお金になる仕事だから絶対に引き受けるって言ってたのに、と疑いの眼差しを向けてくる。
 くそう、じじいめ……。念入れるにも程があるでしょ。ちょっとばかりやり過ぎなんじゃないの?
 大人気ない。
 いや、じじい気ない。
「あー……とは言ってもこっちも商売だからね。考えてたより割りに合わないなー、と思って後でお断りしました」
 本当?、と尋ねるレハトに渾身の笑顔で頷くと、漸くレハトの顔に光が灯った。
 いやあ、これでやっと大団円。収まるべき状態に収まったってわけよ。
 ざまあみろ、じじい。
 このトッズさんを出し抜こうなんて百年早い。
 何して遊ぶ?、とすっかり機嫌を良くしたレハトが抱き付いてくる。
 ――あ、何か今ものすごく悪寒が走ったけど、きっと気のせい。何となく首筋がちりちりするけど、これもきっと気のせい。
「何しようかー。レハト、何が良い?」
 トッズと一緒なら何でも良い、なんて可愛いことを言うレハトを今度は正面からぎゅーっと抱き締める。
 これ、これよ、これ。俺が求めていたのは。じじいの体じゃ絶対に無理だからね。
 でもさ、ちょっと気になることがあるのよ。あのじじいが、この俺を追っ払うだけで満足すると思う? 追っ払うだけならいくらでも出来るだろうし、なーんかもっと別の意図があるような。
 楽しくレハトとじゃれ合いながらも内心首を捻っていた俺の脳裏に嫌な考えが過ぎる。
 あのさ、これって良く考えなくても、もしかしなくても、旅に出るってことにして俺の存在をまるっと消す気だったんじゃないの、じじい。
 …………怖っ!!

[ 完 ]

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する