「冠を持つ神の手」の感想やら妄想やら色々ごった煮です。
(タイトル付け忘れてた)
2012年03月17日 (土) | 編集 |
↓畳んでるSSもどきの説明

!! 反逆者ED前提 !!
(・∀・)<お父さん!
不真面目です。ネタです。怒らないで。
ちらっとトッズさんも出るよ。


例のメーレさん話です。
タイトルはオマージュ! オマージュなんだよ!!
というかですね。

久々のSSがこれかよっ……!!

とか言われかねない所業ですな(゜-゜)
私だったら言うね。言うよ。
だってグレオニーが電波送ってこないから!!

けもよめはラスト・リフの悲EDを残すのみとなりました。
俺はトップブリーダーになる!!、という使命を胸にひたすらリフを叱る叱る叱る叱る叱る。
ただリフを叱るだけの簡単なお仕事。
(そんなことより、プレイ中になにかの発作のようにくしゃみが出て止まらなくて、そっちの方が辛かったのです。リフのたてがみをもふもふし過ぎたせいだろうか)
で、無事リフ悲EDを回収し終えたわけですが。

ええええええええええええええええええええ!?

あんたのこと好いとるって、あちき言うたやないの!!
どういうことなのこれは!!
あ、リフに限らず全員に共通した感想です。
なぜこうなったし。





 ー レ さ ん は 心 配 性

 レハトを取り込んで早三月が過ぎた。
 レハトは、田舎育ちの素朴さなのか、生来の気質なのか、不意に現れ父と名乗った私を寸分も疑わず、お父さんお父さんと迷いなく呼ぶ。たまさかに、母との思い出を聞かせて欲しいとねだる以外に私を困らせることもない。
 ああ、そうだ、レハトにせがまれてありもしないレハトの母との思い出話をしたのだった。忘れる前に書き留めてしまわなければ。ボロが出てからでは遅い。
 架空のレハトの母の設定を記した冊子に新たに話した内容を反芻しながら書き加える。近頃では本当にレハトの母と恋仲だったような錯覚を覚えるほど細かな話が増えてきた。設定上、レハトの母は使用人として屋敷に務めていた時に私と出会い愛し合うようになったが、身分ゆえに子を身籠ったことを打ち明けられず密かに姿を消したことになっている。
 そして母親の面影を残すレハトを見、すぐに我が子と気付いたと。
 レハトが父母どちらに似ているかは賭けだったが、すっかり納得した様子だから一世一代の大嘘も上手くいったと言えよう。
 次に問題となるのが成人後の性別だ。
 将来的な扱い易さを考えれば、レハトには是が非でも女になってもらわねば困る。そこで、母を思い出す縁になって欲しいと涙ぐむと、レハトはあっさりと成人の儀で女を選ぶことを承諾した。
 単純な子どもだ。物分かりが良くて助かる。
 さあ、そうなると次は反ランテ派の中から相応しい伴侶を宛がわなくてはならない。
 私は机に重ねられていた紙を引き寄せた。レハトの伴侶の新たな候補者の身上書だ。
 上から順に目を通す。
 ふむ、貴族の中でも上位に位置し、資産も潤沢な長男か。だが待て、確かこの男は女遊びが過ぎるという噂があったな。寵愛者を蔑ろにされては困る。
 手にしていた一枚を捨て、別の紙に目を走らせた。
 こちらはまだそう目立った存在ではないが、今後大いに期待出来る貴族だ。だが如何せん年を食い過ぎている。レハトと十も年が離れているのでは、世間体が悪いだろう。レハトとは話も合わないかもしれない。
 私はまた別の一枚を手にした。
 有力貴族の次男で品行方正、頭も頗る切れる。性格も良く、容姿も寵愛者に優れども劣らず。非の打ち所がないとはまさにこの事だ。しかしそういった輩は大概変質的な部分や奇妙な嗜好を隠しているものだ。寵愛者に傷を付けられては堪らない。
 その最後の一枚をも私は破棄することにし、侍従にまとめて燃やすよう言い付けた。
 それにしても、もっと良い人材はいないものか。
 目を閉じて肘掛けに頬杖を付き、思案に暮れる。
 正直なところ、私は焦っていると言えた。レハトを王にすることにではない。レハトの良き伴侶選びに、だ。
 何しろ、レハトの側にはあのカビのような不愉快な髭を生やした食えない男がいる。一体どこが気に入ったのか――レハト曰く、お父さんと再会させてくれた恩人、だそうだが――用が済み次第早々にどこへなりと姿を消させようと目論んでいたのに、レハトに頼み込まれここに置いてやることになってしまった。レハトの機嫌を損ねるわけにはいかず、仕方なく承諾したが近頃どうも雲行きが怪しい。
 溜息を吐いた刹那、無断で扉が開いた。
「やっほー、お父さーん」
「誰が父だ。私は貴様なんぞの父ではない」
「レハトのお父さんでもないけどねー」
「あれが信じている以上、私はレハトの父だ」
「あ、そ。だったらレハトと俺が結婚したら俺の義父になるんだから、やっぱりお義父さんであってますよねー」
 これだ。私を焦らせている大問題はこれ以外にない。
 私はこんな胡散臭さの見本のような義理の息子はいらないし、第一レハトには不釣り合いだ。
 もっとこう、将来性がありレハトの隣に立つのに相応しい男でなければ。
 年齢不詳の貧相なカビ人間なぞ以ての外だ。話にならん。
 苛々と指を組み替えると、カビ男はわざとらしく肩を竦めた。
「一人息子の可愛らしいお願いを聞いてあげる度量も大事なんじゃないですかね」
「黙れ」
 レハトがこの胡散臭さが服を着た男と結婚し、この男が義理の息子になってしまうなぞ、おぞましい。想像しただけで鳥肌が立つ。
 例え、レハトがカビヒゲと結婚したいなどと言い出しても私は許さん、許さんぞ。それだけは断固阻止せねば。
 片手で追い払う仕草をすると、カビは嫌な笑みを浮かべただけで逆らうことなく姿を消した。すぐさまベルを鳴らして侍従を呼びつける。
「他の候補者の身上書はまだ着かんのか! 何でもいいから、とにかく急がせろ! 出し惜しみなどしおったら、目を通さんと伝えておけ!!」
 ああ、私には時間がない。
 本当に時間がないのだ。

[ 完 ]

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