「冠を持つ神の手」の感想やら妄想やら色々ごった煮です。
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2012年02月09日 (木) | 編集 |
↓畳んでるSSもどきの説明

!! グレオニー愛情ED前提 !!
結婚済
レハト様:女(当たり前ですが)
またしても軽く胃痛ネタ
グレオニー視点


グレオニー相手のレハト様って、意識の有無に関わらず問題発言をかますイメージ。
それでグレオニーを弄んで楽しんでるイメージ。

ひどい人だな。

で、あと何試合なのだよ……_ノ乙(、ン、)_
あと1試合? 1試合なのね?
うーん……ギリギリなんとか持ちこたえられそうかな、私が
あと1本なら何とか。

☆かもかて総選挙における今一番の注目ポイント☆
グの人の総得票数1位がどこまでもつか
(やだなー、決勝までこのまま1位の座で輝き続けられるなんて思ってないっスよー)
(だって王子の相手ヴァイルじゃないっすかー、相手が強いと票数が伸びるからさー)
(トッズとローニカも因縁のヒゲ対決だしねー)

決勝はあれだよね、王子3冠派とそれ以外のデッドヒートになるんだろうな。
関係ないグレオニー党員としては、決勝期間に向けての賄賂、受付中だよ!!
汚い大人?
ハッ、好きに言えよ!
汚職上等だ、コラ。

拍手ありがとうございます。
似非BL風味でも憎悪ED前提も受け止めてくれるグレオニー党員、マジ心広いな!





 想 作 用

 胃が痛い。
 ただそれだけで、別に他に調子の悪いところなんてなくて、相変わらずレハトの手料理は美味いし、仕事も順調。
 でも胃が痛い。
 これはつまり――そういうこと、なんだよな。きっと。
 まあ、結婚して一年近くが経つし、勿論覚えがないわけじゃない。
 そんな嬉しい戸惑いを抱えて帰宅した俺を待っていたのは、ぐらつく踏み台という不安定な足場で高い所を掃除しているレハトだった。
 俺に気付いたレハトが、おかえり、なんて呑気に笑うのに、俺は血相を変えて駆け寄り問答無用でレハトを抱えて床へと下ろした。
「レハト、いつも言ってるけど、そういうことは危ないから侍従か俺に頼め。ただでさえレハトは普通の体じゃないのに、何かあったらどうするんだ」
 思わず強く諌めると、レハトはぽかんとした後で小首を傾げた。
 もしかしなくても、レハト自身、まだ気付いてないのか? 見たところ、腹が膨らんできた様子もない。
 まあ、俺の胃腸不良だってつい最近のことだから、レハトの腹が膨らんでなくても頷ける。でも兆候と言うか、そういう気配に気付かないもんか? 体調の変化とか、俺より肌で感じてても良さそうなもんなのに。
 いやいや、こう見えてレハトもちょっと抜けてるところがあるし。ただ調子が悪いだけだと思ってるのかもしれない。
 色々考えを巡らせているとレハトが、何の話?、と尋ねてきた。
「何のって……俺、最近胃が痛くて」
 レハトが、それには薄々気付いていたと頷く。
 俺が口にしなくても気付いていたことに、一瞬じーんとしたが思い直す。俺よりも自分の体調に気を配るべきだ、レハトは。
「心当たりがないから、これは、その……その……ほら、子どもが出来ると俺も、な?」
 何度か目を瞬かせてから、産みの繋がり?、とレハトが助け船を出してくれた。
「そ、そう! その通り! ……じゃないかと思ったんだけど」
 レハトは傾げていた首を反対方向に倒すと、それはないと思う、とあっさり否定した。
 あ、ああ、そうか。母親になるべきレハトがそう言うならそうなんだろうな。
「そ、そっか。違うなら違うで良いんだ、うん。だったら俺の胃痛は一体」
 不意を突くように、きりり、と痛んだ胃に顔を顰めると、とりあえず今夜は胃に優しいご飯にするから、とレハトは軽やかな足音と共に台所へと姿を消した。
 本当になんなんだ、この胃痛は。

*    *    *

 その夜、話を蒸し返したのはレハトの方だった。てっきりすっかりなかった話になってると思ったのに。
 寝台の傍で剣の手入れに勤しんでいると、先に寝台に潜り込んでいたレハトが出し抜けに、子ども欲しい?、なんて聞く。度肝を抜かれた勢いで、危うく足の上に剣を取り落とすところだった。
「え!? あ、いや、うん、そりゃいつかは欲しいと思うけど」
 ふーん、と気のない返事と共にレハトがじっと俺を見る。
 少し居心地が悪いと言うか、バツが悪いと言うか。
 かと思うと、俺の視線の先でレハトがにっこりと微笑んだ。形の良い唇が、じゃあ頑張らないとね、と告げる。
「あ、ああ。そう……」
 待った。
 がんばる? 今、がんばるって言ったか!? 言ったよな!?
 な、ななな何を!? 誰が!?
「レ、レハト、がんばるってどういう」
 意味なんだ、と思わず聞き返した時にはレハトは既に眠っていた。
 その間、たった十数秒だぞ? この健康優良児め。もう児じゅないけど、やっぱり恨めしい。
 さっきのあれは寝言的なものなんだろうか。今はさておき、少なくとも問題発言をしてくれた時には起きてたと思うけど、絶対かと問われれば正直自信がない。
 胃痛に加え、もやもやした気持ちを抱えたまま、俺は一心不乱に装備の手入れに没頭した。

[ 完 ]

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