「冠を持つ神の手」の感想やら妄想やら色々ごった煮です。
今日も今日とてレハゲ
2011年12月17日 (土) | 編集 |
↓畳んでるSSもどきの説明

!! グレオニー愛情ルート前提 !!
レハト様:未分化(当たり前ですが)
護衛ルートなう
フェルツ視点


純粋レハト様が余りにも可愛いのでタナッセに天誅を下してやりたいのですがそれに最適な虫はどのようなものですかユリリエ様(゜-゜)<タナッセの分際で俺の純粋レハト様をいやらしい目で見るな!!

というわけで、タナッセで純粋レハト様EDを埋めきりました。
えええええ、もっと純粋レハト様とキャッキャウフフしたいーしたいー。
ちなみに基本的にロクなEDが埋まっていませんorz
ベースは失敗ED。
ヴァイルで素直クールレハト様を一撃で落とせたのは、もはや奇跡か幻想だったに違いない。

現在はやせいレハト様の尻を追い掛け回しています。
タナッセが。
ちなみにやせいレハト様は最初に「友情ED」を迎えました。
狙ったのは殺害EDだったのに。
だったのに!!(ギリギリ
今回は先にヒント見た上で攻略開始。


せんせー、たなっせくんがれはとちゃんにいやらしいことしましたー!! ←今ここ


拍手ありがとうございます。





 友 衛 士 の 日 常

 寵愛者様が、グレオニー借りて行くから、と訓練場を訪れたのは昼過ぎだった。
 別にいちいち誰かに断る必要はないのに、毎回律儀に誰かに申告してからグレオニーを連れていなくなる。そしてグレオニーが戻って来るのは大体二時間くらいが経ってから……なんだけど、今日はやけに遅いな。いつもは警備の担当時刻には余裕を持って戻って来るのに。
 まあ、寵愛者様の相手をしてるとなれば、警備の交代の時刻にどれだけ遅れても誰も何も言わないだろうけどな。
 だけどそれじゃあ寵愛者様の評判が悪くなる。
 グレオニーはいつもそれを気にしていた。
 そのグレオニーが戻って来ないってことは、何かあったのか? いや、でもな。仮にも王の居城だ。グレオニー一人で片付けられないほど拙い事態が起こってたとしたら、もっと騒がしくなってても良さそうなもんだ。
 ということは、ただ単にイチャイチャ――もとい、寵愛者様にお付き合いするのに集中し過ぎて時間感覚がぶっ飛んでるのか。
 何でもいいんだけど、二人がどこにいるかなんて俺は知らないし、知りようもない。でも放っておくことも出来なくて、結局、兎鹿に蹴られるような場面に遭遇しないことを祈りつつ二人を探しに出ることにした。
 さて、どこを探すか。
 貴族と顔を合わせるのを嫌う寵愛者様は滅多なことじゃ城内に遊び場を求めない。そうなると、やっぱり森か湖の線が濃厚だ。ということで森を中心に、小柄な寵愛者様より、見付けやすそうなグレオニーを目印に探して歩くことに決める。
 が、予想以上に見付からない。
 あの長身と白いコートは嫌でも目立つはずなのに、一体どこに行ったんだ。そう遠くまで足を伸ばしてるとは思えないんだが。子どもの遊びそうな場所ってどこだ? 大体、城にいる子どもは継承者様と寵愛者様しかいないし、そのどっちとも縁がない俺に分かるはずがない。
 拙いな。探し始めてから結構時間が経ってる。
 そろそろ本気で迫るつつある交代時刻に焦りながら踏み入れた湖の畔で、漸く目的の二人組を見付けた。
 草の上に腰を下ろしたグレオニーの腿に小さな頭が乗っていて、グレオニーの白いコートはそっと寵愛者様に掛けられている。
 長身のグレオニーと白いコートを頼りに探してたんじゃ見付かるはずもないな。
 いや待て。冷静に分析してる場合じゃない。あれは俗に言う膝枕という……深く考えるのはやめよう。
「グレオニー」
 呼び掛けると、俺の気配に全く気付いていなかったのか、グレオニーの肩が僅かに跳ねた。ついでに寵愛者様の髪に伸び掛けていた腕が高速で引っ込められる。
 悪気はなかったけど悪いことしたよな、これは。
「フ、フェルツ、な、なんで……いやこれは別に深い意味はないんだ、も、勿論やましい気持ちなんて一欠片も」
「解ってるから落ち着け。もうすぐ警備の交代の時間だから探してただけだ」
「え? あ、ああ、もうそんな時間か。わざわざ悪かったな」
「別にいいけど……なあ、替わろうか、当番」
 グレオニーのコートにすっぽり覆われた寵愛者様はすうすうと眠り込んでいてちょっと起こし難いし、グレオニーにしてみれば起こしたくないんじゃないかと思って提案したが、グレオニーは静かに首を横に振った。
「いや、行くよ。レハト様を理由に仕事を疎かにはしたくないんだ」
 俺を見上げたグレオニーが何だか普段と違って見えた。
 恋の力は偉大だ。あの、うじうじぐずぐずの権化が、逞しくなったと言うか頼もしくなったと言うか。
 どちらにせよ、どうやらグレオニーは前に進む切っ掛けを掴んだらしい。
 親友の成長にこちらも嬉しくなる。
「レハト様、レハト様、起きてください」
 グレオニーが肩を揺すると、小さくむずかった後で、寝惚けた声が、もうちょっとと呟いて寝返りを打った。
 この、もうちょっと、は多分起きる気のないもうちょっとだよなあ。
 グレオニーも同じように感じたのか、苦笑している。それでもグレオニーは寵愛者様の体を揺すった。
「俺、仕事なんで」
 嫌だと拒むように寵愛者様の頭が左右に揺れる。
 勿論、起きる気配は髪の毛程もない。というよりグレオニーの起こし方に問題があるような気がする。やっぱり本心は起こしたくないんだろうな。
「仕方ない」
 諦めの滲んだ声音にグレオニーの代わりに警備に入る覚悟を決めたが、意外なことにグレオニーは寵愛者様の頭とグレオニー自身の足の間に手を挟んだ。頭を支えたまま足を抜き、残る手を寵愛者様の膝裏に添えると、慣れた様子で横抱きにして立ち上がる。
「悪い、レハト様をお部屋までお送りしてから行くから少し遅れるって伝えてもらっていいか?」
「分かった。今日、他の警備担当は誰だ?」
「あー……ハイラ」
「……がんばれ」
「おう」
 遅刻の理由が寵愛者様となれば、ハイラに散々からかわれるに決まってる。
 少しだけ憂鬱げなグレオニーと別れ、俺は正門へ足を向けた。
 さて、どうやって時間を稼いでやろうか。

[ 完 ]

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